京都市立芸術大学専科のご案内
2022年度、23年度 2年連続1校舎あたり 京都市立芸術大学 合格実績 全国1位
当校では京都芸術大学進学希望者のための強化コースを設け実技対策をしています。通常の週4回の授業以外にも毎週月曜日に行う実技対策模試や国公立対策レッスンなど実技強化を図っています。 ※京都市立芸術大学=京都芸大=京芸 ※専科=基礎・AO専科、実技入試専科、京都芸大専科 ※絵画教室、美術教室、画塾、美術予備校
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京都芸術大学専科に関してよくある質問をご紹介します |
Q1. 京都市立芸術大学専科は他の専科と料金は同じですか? A. 料金は変わりません。但し参加回数に関しては高校3年生は週3回以上が基本となります。また高卒生は週5回しか選択できません。現役生よりもお安くしておりますので、ご了承ください。
Q2. 高校1・2年生は京都市立芸術大学専科を選択できますか?
A. 可能です。専科によって、授業内容が大きく変わります。難関美大を目指す方は早めに対策レッスンに参加することをお勧めします。
Q3. 遠方なので平日は自宅でネット課題制作、土日は画塾に通学なども可能ですか?
A. 可能です。近年遠方から参加して京都市立芸術大学を目指している生徒が多く、例えば三田市、加東市、姫路市、堺市、泉佐野市に在住の高校生は平日自宅でネット制作(LINEを通して指導)、土日は教室に参加している生徒が多いです。
Q4. 京都市立芸術大学の合格率はどのぐらいですか? A. 過去5年の合格率は約6割です。毎年倍率3~5倍の倍率なので、他の画塾に比べて相当高い数値だと思います。当校では合格数と合格率の両方を重視しています。⇨合格実績
Q5. 京都市立芸術大学の合格者の作品を見ることはできますか? A. ホームページでは描写、色彩、立体ページにそれぞれ公開しています。教室にも合格者作品や再現作品を多数保管しています。また教室ブログでも毎週生徒作品をアップしています。
Q6. 高校3年生からの入会で京都市立芸術大学に合格することは可能ですか? A. 過去に高校3年生からの入会で現役合格は多数おりますので、確率的には可能ですが、やはり1・2年生時から入会した生徒の方が合格率が高いです。特に高校3年生からの入会の場合、学科もかなり必要になります。
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京都市立芸術大学入試対策 |
入試の特徴
1日目が「描写(4時間)」「色彩(3時間)」、2日目が「立体(3時間)」。実技合計750点(各科目250点満点)にセンター試験(美術・工芸500点、デザイン700点)の点数が加算されて合否が決まります。
1. 共通テストの合格最低点は毎年6割台 京芸の倍率は近年3〜5倍前後を推移しています。美術科の場合、定員である70位に達するにはセンター試験で6割台前半が必要です。その点数以下の人は実技で挽回しないと合格できません。他の科も倍率はあまり変わりませんが、デザイン科と総合芸術科は学科のボーダーがさらに高い傾向にあります。
2. 共通テスト高得点でも油断できない実技ボーダーの低さ 学科のボーダーが6割台前半に対し、実技のボーダーは5割台ととても低い数字となっています。共通テストと実技合計のボーダーは5割5分です。例えば共通テスト310点(6割2分)+実技3科目375点(1科目125点/5割)=685で、2020年度美術科の合格最低点(677,17)を上回ります。実技は各科目の中央値が100点になるように採点されるため、(受験者500名で250位が100点)実技点の5割である125点を取れば平均以上になります。
3. 受験生の半数が99点以下という非常にシビアな採点 京芸では受験者の約半数が250点中99点以下という他大学では考えられない厳しい採点をします。簡単に100点以上を取れないのが京芸入試の特徴です。共通テスト8割なら実技3科目とも99点以下でも合格できるので、実技に自信のない人は確実に取っておきたいところです。
4. 合格者は実技試験200点以上が多い 実技試験の高得点と言われる200点以上は受験者の中で1割ほどです。少ないと思うかもしれませんが、受験者が500名の場合、50名×3科目なので合わせて約150名もいます。京芸の定員が135名なので、合格者のほとんどが1科目200点以上を取っている計算になります。(実際は複数の科目200点台の人もいますし、極端に学科が悪ければ2科目200点台でも落ちる人もいます。)
5. 課題違反には厳しい減点 京芸入試では各科目で条件項目があり課題違反の内容により、大幅に減点されることがあります。『立体250点中50点課題違反』など過去には成績開示で確認できましたが、今は情報を得ることは出来ません。課題違反をなくすにはとにかく問題文を何度も読むことです。大事な部分にはアンダーラインを引いて、終了時間前に再度読み直すことも肝心です。
6. 苦手科目があっても合格できる 京芸の実技入試は上記で説明したとおり、ボーダーが低いため苦手科目があっても得意科目でカバーすることが可能です。例えば共通テストが6割2分だとして、実技試験1科目200点があれば、残りの2科目85点ずつで合格できます。
7. 実技試験の最高点と最低点 京芸の実技試験は250点満点で、毎年受験生の1%未満ですが優れた作品にはちゃんと満点を付けています。毎年各科目2名、合計6名が満点を取っていると言われています。それに対し最低点ですが、白紙で出さない限り0点が付くことはありません。公表はされていませんが、おそらく30点台が一番低い点数だと思います。
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8. 描写 描写はモチーフ・影・余白の空間バランスを意識した構成力、正確な形や大きさを表現する形態の把握力、微妙なコントラストを意識して光を感じさせる観察力、細部まで丁寧に描き込む描写力など全ての表現能力が求められます。描写は今までに描いた枚数がそのまま点数になるとよく言われており、現役生より浪人生に圧倒的有利な科目でもあります。描写200点以上を目指すなら4時間デッサン200枚以上は描いたうえで受験に臨みましょう。 |
9. 色彩 色彩はまず出題内容を理解し、イメージを膨らますことができているかが問われます。この科目は個性が求められるため、他の人と被らない『自分らしさ』をアピールできる独創的な表現方法が必要です。テーマや条件に合っていなかったり、色彩が単調で面白みが無かったり、他に似た作品が多かった場合は容赦なく低い点数が付きます。 |
10. 立体 立体はしっかりと対策している画塾が少なく、描写や色彩に比べ受験生の作品の質が毎年低い傾向にあります。そのため経験が少ない人でも高得点が取れるチャンスのある科目です。立体表現は特にテーマの関連性と造形美が求められます。また材料の特性を意識しているか、空間バランスを上手く使った魅力的な作品であるかも重要なポイントとなります。 |